月明かりの踊り子人形 ver3 （発音に厚みを持たせて）

作詞　うさひつじ
作曲　e_honda
歌　　鏡音リン　鏡音レン

この曲は、以前　うさひつじさんの許可を頂いて曲を付け、投稿したもののＶｅｒ３です。
私にとって、この曲は処女作ということもあり、新しい技法を得ると更新したくなる習性を持っています。それだけ思い入れの深い唄なので（笑）

よろしくお願いします。


【リンレンパート】
１．
月明かりの　照らす場所で
今宵も　一緒に踊りましょう
月明かりと　共に宿る
一夜の短い　命ならば

貴方は　売れない人形職人
私は貴方の　奇跡の人形
貴方が笑って　くれるのならば
私は今夜も　ワルツを踊る

月の光の　この儚い命
月明かりの　踊り子人形

【リンパート】
２．
貴方が居なく　なってから
どれ程の月日が　経ったのでしょう
ヒトはいつか　朽ちてゆく
それが　遙かな月日の　定めでも

決して届かぬ　想いを秘めて
月を見上げて　ワルツを踊るの
いつかは　私も死に絶えて
焼かれて　灰になるのでしょう

硝子の靴が　壊れようとも
月明かりの　踊り子人形

【間奏途中】
硝子ノ　目カラ　ハ　涙ハ出ナイ
鉛の心臓（ココロ）ハ　脈ヲ打タナイ

３．
窓から見える　遠くの町も
昔とは　変わり果てて
もう踊れぬ　足を見つめて
貴方を今も　待ち続ける

募る想いは　届かない
悲しみの涙も　流せない
壊れて動かぬ　木の足を
衣装で隠して　夜を待つの

いずれは全て　朽ち果てる命
月明りの　踊り子人形

【間奏途中】
永遠の　命など
私は一度も　望んでないの

ダケド。
貴方に　もう一度だけ

逢イタイ・・・・・

【レンパート】
願いは　雨となりて
貴女の頬を　滑り落ちる

独りの　苦しみを
包み込む　暖かな雨

想いは　光となり
貴女を優しく　照らし出す

想いの　深さを
照らし見つめる　暖かな月

【リンパート】
月明かりの　照らす場所の
忘れ去られた　森の奥
小さな家の　窓辺に座る
今はもう動かぬ　踊り子人形