もうじき春がくるね
また今年も、大きく美しく咲き誇ろう
私に逢いにここへ来て
君を今年も魅了するから


十月(とつき)をただ静かに過ごしてきた
熱にも雪にも負けずに
あなたの夢を見ていたから、寂しくはなかった
また花開く為、全ては君に出会う為
皆(みな)の期待を一心に受け、つぼみは少しずつ膨らんでゆく
ゆっくり私は色付いて、暖かい風が吹くのを待つ


ようやく待ち望んだ春がきたわ
今年も私が主役の季節
まだ開かないつぼみも残して、今は君を魅了したい
早く、君に逢いたい


重たい位に花弁を揺らして、淡い桃色を披露する
雨が降っても耐えるから、君が来るまで耐えるから
だから早く現れて?
一瞬のうちの儚い命
君に逢えたら私は、また十月を生きてゆける


とうとう君は現れなかった
私を綺麗と褒めてくれた、ただ唯一の人なのに
眠っていた十月の間に、何かあったのかもしれない
逢えない理由があったのかもしれないね


風に煽られ、花が散る
青い葉が見え、夏が来る
もう来ないかと諦めた時、ようやく君は現れた
最後の花びらを手にとって
「遅くなってごめん。今年も綺麗だ」
と、笑ってくれた―――



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

コラボ参加作品の原文「桜の春の恋」

とあるコラボに参加させて頂いたものの原文です。
投稿したものはメロディに合わせて添削したので、こちらには原文を掲載します。

ルカを桜の木に例えています。
それと同時に、一年に一度しか会えない恋しい人を想う気持ちを綴ったものでもあります。
二重の意味を含ませました。

桜の様子は、文上部より


つぼみ
七分咲き
満開
散り際
…となっております。

春は私の一番好きな季節でもあり、とても素敵な楽曲と巡りあえたことと重なってとても楽しく書きました。
少しでも色んな方に、気に入って頂けたらいいなぁと思いつつ。


…初めて作詞に挑戦したのですが、うまく物語にするのは難しいですね。
もっと頑張ります!


ありがとうございました。

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閲覧数:163

投稿日:2009/03/18 23:11:52

文字数:502文字

カテゴリ:その他

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