Dive Drop



遠くで響く声 僕を呼び 続けた
薄れ行く意識は夢へ落ちる

ユラユラ漂う 無意識が 答えた
誘われるように手は 扉を押した


開かれた 広く青い世界
雲の上に立って 見下ろす手は震えても
君が呼ぶほうへ飛ぶよ



光舞う 大空に落とされ
強く大きく息を吸って 君を呼んだ

抗う手 握り締めたその地図に

君へ贈る たくさんの奇跡描いて 
君が待つ その場所へ 届けるよ




心の奥底 光はもう届かない
沈む体 圧力に軋んだ 

震える 言葉は あなたを呼び続けた
押しつぶされそうな 心の声


閉じられた 暗く 何もない世界 世界 空から隠した
誰もが目をそらす場所で 叫び続けているんだ
 


光射す 救いの手は突然
少しづつ力強く 開かれていく

目を凝らし 疑う目に飛び込んだ

押しつぶされ そうなこの場所であなたは
大きく手を広げ 笑っていた




暗く重たい雲は その笑顔で消し飛んだ
届いた声はここまで 心の底まで
繋がった 手と手は 片手より両手で
 
傷だらけの手に 強く握っていた地図は
初めから 白紙に落ちた小さな 涙の跡




この地図が奇跡で埋まる頃に
もう一度 心の声を 辿っていくよ

心の奥底で僕らが残した

涙で描いた 目印を握り締めて
消えていく この世界を 抱き締めた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Dive Drop

閲覧数:1,417

投稿日:2012/09/12 23:05:15

文字数:577文字

カテゴリ:歌詞

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