風吹く朝だよ 草がさやさや
寂しい景色を予想しながら
覗いてみたんだ そしたらね

きらめく世界が広がっていたよ
ほぐしたシャンデリアみたいに
光の粒でいっぱいだったの

ねえ 見て見て きれいだよ
風の吹きしく秋の野に
きらきらきらと玉が散る
宝石みたいな白露が


野原にいちめん 露が下りたよ
もしも本当の宝石みたいに
手に取れたなら そしたらね

集めて繋げて ネックレスにして
ブレスレットに イヤリングに
ティアラと 指輪も 君にあげる

ねえ ごらんよ すてきでしょ
風の吹きしく秋の野に
きらきらきらと露が散る
つらぬきとめぬ白玉が

ライセンス

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37.つらぬきとめぬ玉が散る

白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける(文屋朝秀)

※「ノベルアップ+」及び個人サイト「篝火」でも公開中。

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投稿日:2022/11/27 15:55:50

文字数:274文字

カテゴリ:歌詞

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