窓から闇を見下ろす 星が明るい夜だった
あのお星様にもいつか 辿りつけると思ってた

殻に閉じこもるうちに 周りの変化にも気づけず
出遅れたかどうかすら わからなくなっていたんだ

ちょっと休みすぎたみたいだな

幼少の頃に思い描いていた夢はいつのまにか
形を変えて 僕は大人になってしまう
今までに失ってきたものが 何かさえもわかんなくて
動けなくなるまでただずっと待ってるだけ


地上へと出てくるのが 余りに遅い蝉がいた
やってきた七日目は 音もたてずに終わっていく

もう、幼虫の頃には戻れるはずもないの


幼少の頃に思い描いていた夢はいつのまにか
形を変えて 僕は大人になってしまう
今までに失ってきたものが 何かさえもわかんなくて
動けなくなるまでただ、

誰かに傷つけられることもなく
忘れられることもなく
変わっていたのは 畢竟外見だけだった

僕はここに出てくる時期を間違えてしまった 愚かな蝉
一人泣き続けているだけの蝉


地べたから闇を見上げる 星が明るい夜だった
ただ 眩しいくらいに 星が明るい夜だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

八日目

歌詞です
幼虫のとこは「こども」ってよみます

閲覧数:181

投稿日:2016/11/29 20:13:27

文字数:466文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました