[Pre S(00:00~)]
桜咲く頃 風に揺られて
向かう先へと 呼び誘う人
瞬きの間に 優しい声と
交わした約束は
『いつかまた逢いましょう』
[1A(00:46~)]
見慣れた景色を
なぞり舞う木の葉 眺め
ざわめく心に
積もりゆく温度
[1B(01:07~)]
一年が過ぎ
真白の世界から芽吹いた
桜の蕾が開く
[1S(01:28~)]
桜舞う頃 陽の光射す
眩しい色と 見上げた春に
そっと翳した 優しい袖は
2度目の契り言
『いつかまたどこかで』
[2A(01:54~)]
色付いた木々の
花を集めては 一人
訪れるはずの
時を待ちわびた
[2B(02:15~)]
繰り返すこと
信じていた夢の続きは
刹那に終わりを告げた
[2S(02:36~))]
桜散る頃 翳り尽きゆく
橙の空 見送る雲の
千切れた端に 思い馳せても
祈りすら届かず
[3S(03:19~)]
桜眠りし 時を隔てて
幾年の夜も この身焦がした
舞い降りた文 願わぬ別離
『また次の世に』
[Last S(03:39~)]
桜舞う頃 返す言の葉
契り千切りと 風に預けて
桜と共に 咲いては落ちる
『いつかまた逢いましょう』
『いつかまたどこかで』
(読み)
[Pre S(00:00~)]
さくらさくころ かぜにゆられて
むかうさきへと よびさそうひと
まばたきのまに やさしいこえと
かわしたやくそくは
『いつかまたあいましょう』
[1A(00:46~)]
みなれたけしきを
なぞりまうこのは ながめ
ざわめくこころに
つもりゆくおんど
[1B(01:07~)]
ひととせがすぎ
ましろのせかいからめぶいた
さくらのつぼみがひらく
[1S(01:28~)]
さくらまうころ ひのひかりさす
まぶしいいろと みあげたはるに
そっとかざした やさしいそでは
にどめのちぎりごと
『いつかまたどこかで』
[2A(01:54~)]
いろづいたきぎの
はなをあつめては ひとり
おとずれるはずの
ときをまちわびた
[2B(02:15~)]
くりかえすこと
しんじていたゆめのつづきは
せつなにおわりをつげた
[2S(02:36~))]
さくらちるころ かげりつきゆく
だいだいのそら みおくるくもの
ちぎれたはしに おもいはせても
いのりすらとどかず
[3S(03:19~)]
さくらねむりし ときをへだてて
いくとせのよも このみこがした
まいおりたふみ ねがわぬべつり
『またつぎのよに』
[Last S(03:39~)]
さくらまうころ かえすことのは
ちぎりちぎりと かぜにあずけて
さくらとともに さいてはおちる
『いつかまたあいましょう』
『いつかまたどこかで』
【歌詞】桜契り【応募用】
ryota01様の楽曲【http://piapro.jp/t/164t】に応募する歌詞です。
別れをイメージされた楽曲であるため、穏やかな別れをテーマとして書かせていただきました。
桜が咲いた頃、偶然出会った『人』と再会の約束をした少女。
次の年も、また次も、同じような約束を繰り返していたある時、
その『人』のいない年が来る。
いつも逢っていた桜の木から落ちてきたのは、少女に別れを告げる手紙。
出逢いがあれば別れが来ることを受け入れた少女は、
今は会えぬその『人』に、いつもと変わらぬ約束を告げる。
少女が思いを寄せた、人間と思しきその『人』とは、
毎年逢う約束を交わし、桜の咲く頃に再会し、また約束を交わします。
再会と約束を繰り返すだけのその『人』は、
もしかしたらただの人間ではないのかもしれません。
そんな不思議なストーリーを思い浮かべました。
選考の程、よろしくお願いいたします。
ご意見・ご感想