「さあ目覚め動き出せ」と 呼びかける声がする
私の中の内燃機関が 音もなく激しく燃えている

迷い眠る時は過ぎた 衝動は満タンだ
情熱が錆び付くその前に 行かなくちゃ 境界を超えて

今溢れ出る感情に心委ねて
私の中の自分に耳を澄まして

刻さえも切り裂いて 紅く刹那を止めて
燃え尽きる彗星のように一瞬だけ光を遺したい
拘束を振り切って 高鳴る衝動のままに
走れ 風の中息を継ぐ


転んだ傷跡を恐れた そんな日々は消えた
どこまでも本能の呼ぶままに 感覚を研いで走ってゆく

聞こえる 耳元で弾けるリズム
断ち切るようにコードを弾き下ろす

アスファルトの平原を 野獣のように駆けて
鎖付きの自由を噛み切って月を拝め
限界は過ぎ去った その先にあるのは未来?
銃声と警笛を 背中であざ笑って 先へ


今目覚めてゆく私の中のナニカ
破滅でも異端でも構わない、“掴め”

常識を斬り捨てて お利口をかなぐり捨て
刹那を駆け抜ける鋼鉄の野獣となれ
栄光などいらない お仕着せの優しさも
走れ 己の思うままに

明日を切り拓け 自由を浴びて歌え
どこまでも思うまま駆け抜けるrockin’ star
やがてその命に 美しく幕を引くまで
走れ ただ、風のままに走れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

走れ

短いタイトルのものが作りたくて、まさに衝動的に駆け抜けるように書いた詩。
世界観としては「千刃ロック」のスピンオフ的なものです。

閲覧数:104

投稿日:2015/05/03 18:25:06

文字数:530文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました