とある田舎での記憶の無い不気味な村で 森にいる
病気になりそうなほど怪しげな場所だけれど 佐久間ちゃん(あの子)がいないから探していた
「坊や こちらにおいで」
笑み浮かべながら ことりおばけ(あなた)はふてぶてしく呟いた
「さぁ約束を守れ」
迫る危機に飛び込んでしまったのは あの約束をした男の子
バっと切られた堅いツタ 気絶した佐久間ちゃん(あの子)を救い出す
「偽物じゃないの?」「どうして切れたの?」全ての疑問を飲み込んだ
嘘みたいな非日常 嘘じゃ無いぞって嗤ってる
石の青色 かき回すような 森の音に 全て眩んだ
目を覚ました不気味な声が木霊する森で 思い出した
此処で倒れてからどれくらい経っているのかな 無口な須賀くん(彼)のこと覚えていた
「これは 君が持っていて」
メモ渡しながら君は夜光石をさしだした
「ダメ 君が持っていて」
断った時 君は私を見つめ 覚悟決め部屋から出て行った
バンっと閉められ残された 「お願い無事でいて」と叫び出す
「誰か助けて」あの子と巡査が気づいて心が救われる
戦い終わった君に向け 「気づいてくれた」って笑ったら
脱出直前 君の横顔 泣き出しそうな顔をしていた
何度世界が眩んでも「約束」が嗤って奪い去る繰り返して何十年? もうとっくに気がついていたよ
こんなよくある話なら 結末はきっと一つだけ繰り返したあの日の向こう
ハッと気づいて振り返る瞬間 夜光石見せられて
家族の思い出 君との約束 全ての記憶に乱反射して
「もう二度と忘れたくない」 君は黙って見つめてる
とある田舎の 不思議な出来事 そんな何かが ここで終わった
目を覚ました 見知らぬ町を走る電車の中
少女はただ
「何故、此処にいるのだろう」
1人涙を流していた
<ED:消えた約束>
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