ちょっとそこまで
手を伸ばした右手には
曖昧なままで閉じられたノートに筆跡を託してた
彩られた空想と仲間たちと囲んだ“今”
二度寝三度寝繰り返していい夢だけ見続け見ようとしてたような日々

借りたままのソフトと
貸したままの攻略本と
何年経っても　
変わらず輝き続ける

平成バイバイ
心の中に
灯った光
追いかけた僕ら
平成バイバイ
アンリアルなことが賑わいだした時代

色めくテレビジョンチャンネル変える合間に映り込む
灰色の大人たちが俯いた表情がやるせなかった

借りたままの優しさと
貸したままの希望的観測と
何年経っても
変わらず輝き続ける

平成バイバイ
心の中に
茂った闇に
追いかけられた僕ら
平成バイバイ
リアルなことが傾きだした時代
平成バイバイ
心の中に
灯った光
追いかけた僕ら
平成バイバイ
アンリアルなことが湧いた時代

将来なりたいものはなんですか
特にない何も要らんつらいだけ
将来の夢はありますか？
夢なんか持てない
ジリ貧の現実　　奪い合いの現実
戦いとため息と狡猾さの現実
ほしいのはみんなで湧いた熱狂のあの時間だけ

借りたままの優しさと
貸したままの希望的観測と
何年経っても
変わらず輝き続ける

平成バイバイ
心の中に
茂った闇に
追いかけられた僕ら
平成バイバイ
リアルなことが傾きだした時代
平成バイバイ
心の中に
灯った光
追いかけた僕ら
平成バイバイ
アンリアルなことが湧いた時代