私の世界 白く染めた
聖なる青女(せいじょ) ふわりふわり舞う

黒く冷たい アスファルトも
今この瞬間だけは かくれんぼ


さくり さくり 踏んだ新雪に
残した足跡 二人の軌跡
はしゃぐ私 見守る 優しい眼差し


赤く 赤く 冷えきった手は
熱を 求めて さ迷いだす

強く 強く 握り締めてくれた
君は何処にもいない
君は何処にも見当たらない


白銀の世界 スクリーンに
写し出される 君と過ごした日々

二人で作った 雪だるまは
歪で 不恰好で おかしいね


ぱらりぱらり ページ 捲るように
次々と浮かぶ 幸せな記憶
手を伸ばせば 幻の君 霞むんだ


赤く 赤く 冷えきった頬
風花(かざはな)が撫で 熱を奪い

熱く 熱く 暖めてくれた
君は何処にも姿がない
君は何処にも見当たらない


君が 君が 少しずつ消えて
なくなりそうで それが怖い

雪が 雪が とけて 春が来る頃
君のとなりには 別の―


赤く 赤く 冷えきった手は
熱を求めて さ迷ってる

強く 強く 握り締めてあげる
君がしてくれたように
ありったけの想いをこめて

今 君に 逢いに行くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

キミと同じ冬空の下で

あんちゃんさんの曲用(http://piapro.jp/t/tzJC)に書かせて頂きました。

2/11 完成

何らかの事情により、近くにいた恋人が離れ離れに。
忙しさから連絡が減り、段々と疎遠に。
このまま終わってしまうのだろうか…と君の隣に立つ他の誰かを想像した私。
今君に逢いに行くよ、大好きだけじゃ足りない、この気持ちを伝えるために。

閲覧数:381

投稿日:2015/04/05 16:06:22

文字数:494文字

カテゴリ:歌詞

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