空は繋がってるっていうけれど
僕らをつなげてくれやしないんだ
空は広いっていうけれど
僕らは狭くじっとしてんだ

一つの思いは線になって
誰かのところへ飛んで行く
一つの線は束になって
僕らに手枷をつなげてくんだ
どこにいたって

はめられた手枷にもがくたびに
はめられた手枷はきつく締まって
はめられた手枷はいつもの如く
心に入ろうと伺っている
はめられた私は生気を吸われ
はめられた手首は消えていくんだ
はめられた僕ら正気を吸われ
また手枷がきつくはまっていく

空は繋がってるっていうけれど
僕らをつなげてくれやしないんだ
空は広いっていうけれど
僕らは狭くじっとしてんだ

一つの思いは風となって
誰かのところへ飛んでゆく
一つの風は目となって
僕らに足枷つけてくるんだ
どこにいたって

はめられた枷にもがくたびに
はめられた枷は大きくなって
はめられた枷はいつもの如く
顔を奪おうと伺っている
はめられた僕は生気を吸われ
はめられた足は膨らんでゆく
はめられた私ら陽気を吸われ
また枷が大きくなっていく

空は繋がってるっていうけれど
僕らをつなげるわけなどなくて
空は広いっていうけれど
僕らは狭くじっとしてんだ

一つの思いは生き物となって
世界の果てまで飛んでゆく
一つのそれは寄り集まって
僕らを潰すんだ
どこにいたって

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

初回作成日 : 2016/04/26 18:21
しょっちゅう飛び交うその「枷」に
ご注意

閲覧数:57

投稿日:2016/04/28 16:32:55

文字数:570文字

カテゴリ:歌詞

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