A1
薄暗い　森の中
君の姿　探してる
濡れた土　踏み鳴らす
視線の先　揺れる光
B1
こっちへおいでと
僕を手招く
唾を飲み込み
足を進める
S1
気付いていた　心の悲鳴に
保身ばかり考えてた
握っていた　血で滲む拳
同じ事の繰り返し
逃げていた　心の弱さ
一番ひどいのは僕
守りたい　悪意から君を
僕が全てを引き受ける

A2
記憶に無い　古びた村
君の気配　風に感じ
石灯籠　茅葺屋根
視線の先　君の姿
B2
哄笑に揺れる
頬の涙に
唇噛み締め
そっと手を伸ばす
S2
わかっていた　僕の無力さ
君を裏切り続けてた
僕の声　聞こえなくても
何度だって呼び続ける
変わらない　君への気持ち
嘘じゃないと証明する
今度こそ　君を守るよ
一人になんてもうさせない

B3
優しく強く
君を掻き抱く
ここがどこでも
君は君だよ
S3
わかってる　もっと知りたい
僕のことも話したい
さあ帰ろう　遅れた僕を
君が許してくれるなら
声が止み　背中に温もり
胸が涙で濡れていく
もういいよ　謝らないで
笑った顔が好きなんだ

S4
誓い立てる
君の全てを守ると
二度とこの手を離さない