「さて始まりましたツッコミし隊! この番組では私とリンちゃんがツッコミまくるトークをお届けします!」
「ツッコミまくりますよー」
「今回は『対義語編☆5』ということで、『酷評・賛辞』についてツッコミトークをしようかと思います」
「酷評?」
「ひどく厳しい評価のことです」
「賛辞?」
「絶賛し述べる言葉です」
「へー。リンさん、この手に関する話なら結構できますよ」
「?」
「まずは、VCL放送局の1階ロビーにある自動販売機の、お金入れたのに缶が出てこない件についてなんですけど」
「あー、私、被害に遭いましたよー」
「あーあー。・・・誰でも1回はしくじるんですよね、あれ」
「でも、それからはもう2度とあの自動販売機では買わなくなったです」
「そうなりますね。たまーに、あの自動販売機で被害に遭う人を見ると、内心面白いんですよ」
「あの自動販売機、どうにかできないんですかね」
「そうですねー・・・」
「・・・ところで、この話って何か意味があるんですか」
「酷評って聞いて、この件を思い出しましたね」
「・・・じゃあ、賛辞って聞いて何か思い出しましたか?」
「えーと、次も先ほどの件の続きで、いよいよ例の自動販売機の撤去を巡って被害者と自動販売機会社が議論を重ねてますよ」
「確かに、缶が出てこないのはだめですからねー」
「以下、議論の一部。『あの自動販売機は故障してるのよ! それなのに、何も賠償して下さらないの?』」
「被害者側ですね」
「『いえ、我々は今後の対策をどうするか考えておりまして・・・』」
「あー、言いそうな逃げ口実ですねー」
「『もういい! こんなの放っておいて裁判所に訴えよう。その方が早いよ』」
「あ、なんか冷静な人がいますね」
「『・・・・・・』」
「・・・今のは?」
「自動販売機会社の、気まずい雰囲気」
「・・・リアルですねー」
「それで、結果的に裁判所で被害者たちが勝って、多額の賠償金を支払ったということですね」
「よかったというべきか、・・・なんか会社さんも大変でしょうね」
「そうですね。・・・あ、それでそれで、4月頃には新しい自動販売機と入れ替わるそうです」
「そうなんですかw ・・・それではみなさんごきげんよー!」
「来週まで、さようならー!!」
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