「あぁぁ!そうじゃない!そうじゃないよ!ふぅ~。ふぅ~。今、危うく丸め込まれるところだった!僕はそれが一番言いたかった事じゃないんだった」
一瞬俺の意見に同意して、あーよかったよかった、今日は寝るか。って雰囲気になっていたデブがはっとして起きたような顔になってから言った。
「はいはい、なんですか」
「君のその話し方!それがダメなんだ!」
「な、なんだよ…」
「可愛くない!」
「俺は中身男なんだぞ!可愛く話せって言っても無理だろうが!」
「そう。そのとおり。君は中身が男だ。僕は君の中から正義感や行動力を感じ取って君を選んでヒーローにしようとした。けれども君には欠けている部分があることが今ひしひしと伝わってきている。『萌え要素』だ。かといって君は中身は男、突然言葉遣いや一人称を変えるのは無理だと思う。そうやって無理して『作った』キャラでは味が出ないのも知っている。だから僕は君の身体に細工をした。ふひひひっ!!」
「細工ぅ?」
「そのとおり。ではスイッチオン」
テレビのリモコンみたいなのを俺に向けて構えて、そこのボタンを適当に押すデブ。なんだ?俺はテレビか?
「ふにぅ?なんだにゃん?おおおおおおおおおおおおお!!!!」
「ふひひひひひ!!!」
「どうにゃってるんにゃんおおおおおおおお!!!」
「実は君の神経組織や脳もマイクロマシンで出来ていて、そこの言語プロセッサを改良するとこんな感じに台詞を加工する事が可能となるのだよーっ」
「今すぐ元に戻すにゃん!語尾ににゃんとか付けるとかマジで頭がおかしいとしか思えないにゃんぉぉぉ!!」
「ふひひひひひ!!!語尾ににゃんとか付けるなと言いつつもにゃんとつけているところがまた可愛いにゃん」
「てめぇブチころすにゃん♪ぐはぁぁぁッ!」
「そんなに可愛く殺すとか言われても…ふひひ!」
「これでは実生活をおくる上で障害になるにゃん…」
「う…」
デブは腕を組み考えていた。いろんなシチュを計算しているのだろうか。そして考えあぐねた結果、何やら結論を出したようだ。
「確かに…にゃんを語尾につけるというのを常にやられるのはちょっと、常にセクシーな格好で歩くような、可愛さの価値観を下げてしまうような感じになる…。パンチラはたまに見るのがいいのであって…ブツブツ」
「戻せこのやろー!!あ、ちょっとだけ戻った?」
「ふっ。とりあえずにゃん語は辞めておいてあげたよ…でも男言葉はダメだね。君はこれから女の子として生活していかなければならない。そんな時にそんな汚い言葉を使えば目立ってしまうお。実生活を送る上で障害にならない程度…それぐらいが丁度いい」
「くそーっ!」
俺は命と引換えに自由に会話する権利さえ奪われてしまったのかにゃんーっ!はっ?!…まさかね。心の中までは改変できんぞデブがぁぁぁ!!!
4 初戦反省会会場 4
http://d.hatena.ne.jp/ciima/ 今日はこのへんで更新終了しますゥ…(白目
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