気高いいきもの
そうやって
すこしずつ遠巻かれ
嘘もなんとやら

だれにも言えない
どこにも吐けない
グレーのもくもくに
すこしどろんする

花のひとつも
うまく生かせないで
ごめんね

それでも
ぼくになれてよかった

夕凪、焦がれたひみつ
ゆらゆら
なにに変わる?
なびいて
なじんで
夏に触れる
たてがみ

夏に生まれたの
それなのに
まぶしさにてんで弱いの
まいるなあ

だれにもなれない
どこにもいけない
レモンのしゅわしゅわに
すこしあずけます

凝り性 でも、飽き性
花はとおくから
めでるもの

それでも
きみにあえてよかった

夕闇、拗れたなみだ
ふらふら
なにに変わる?
もぐって
さけんで
夏に染まる
たてがみ

あめ色 きれいな石には
嫉妬がひとさじ
水銀灯に透かして舐める
きょうも

夕凪、焦がれたひみつ
ゆらゆら
なにに変わる?
なびいて
なじんで
夏に触れる
たてがみ

うまれかわっても
話がしたいね
たぶんまたきっと
夏生まれ

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ゆうなぎとライオン

tezzyさんに曲をつけていただきました!
https://nico.ms/sm37267212?ref=other_cap_off

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投稿日:2020/08/04 21:55:12

文字数:431文字

カテゴリ:歌詞

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