不条理では結び付くはずがない常識も不意に訪れる漣や災いに崩されて逝き
怒りや痛みを包む感傷の入口に突き刺さったままの破片は過去を見え隠れさせながら理性を麻痺させる狂気として現実の上に蜃気楼を咲かせて逝き
表情も感情も無い陰影に光と引き換えに魂を侵されてしまった大人達は父と母によって吊り下げられていた未来図を切り刻んで行き
今まで描き残して来た絵や詩と共に燃え上がる先には灰が意味する終幕へと虚しく凪がれる煙に乗って叫びながら右脳に棲み着いて居た誰かを呼び覚まして行けば新たなる人格が自分自身の中へと再生されて行き
自由が許されない義務の中で見た色とりどりに仮面を付けた五人が示す正義の在り方に疑問よりも失望して解き明かす余力を知性へと繋ぎ合わせて行き
反感を買わずに憂鬱を売り続けて居る傷心者として痛みを歌う貴女の声が流れる憂き世と共に曇り出して行く現実の隙間から幻想を照らし合わす白い妖精と廃人が「恋人とよりも素敵な夢を見られる」と言う楽園へと手招きして居る姿には
何の飾りも無く不純の臭いがする吐息で膨らませた陰謀に心を踊らせられるのは夢も希望も見失ってしまった予兆なのか
肯定も否定も出来ない理性の傍らで囁く天使と悪魔は沈黙の下から沸き上がって来る重圧を弄ぶかのように
孤独に篭る恐怖を嘲笑う悪魔が空いた杯へ血を注がせようと破滅に向けて鼓動を上げて行き
左脳に彩る記憶や知恵を駆使して過去の過ちを戒めながら未来への道筋を促す天使は心を制御させようと微笑みながら優しく言葉を贈り
私の人間性が試される道理を予知する目の前で現実と理想が頭の上に螺旋の踏み台を並べさせて行くのは誰の為の善意なのか何の為の悪意なのか
人は道を進む事によって経験の証を手に入れて行くが冷たい無情な時の流れに打たれて行く内に社会の雑踏へと純情の殻を捨て去ってしまい見失って行く自分自身
それでもいつも私の傍で何も言わずに寄り添って居てくれる存在と見上げる景色の中で
雲のように涙を堪えながら憂鬱に包まれて居る病みを掻き切りながら自分自身の幸福の形を空へ描いて見る今日に繋がる轍は広がり大きくなって行く影を映す陽と共に訪れて来る奇跡と不思議に
誰かを求めて悲しみの淵へ涙を零しては温もりに触れて人の優しさを知り
癒されない病みが希望を滲ませて行き言葉も紡げぬ枯れたままの心を抱えさせられて居ても
明けぬ闇は無いように眠る間に夢は咲き乱れて陽が昇る始まりと陽が沈む静まりの美しさに色付かせられて行き
そう美しく思えるのは
きっと生きて居る者のすべてが儚いものだから
暮れる度に目の前で私より大きく立ち誇る影が何故か逞しく思えて貴方のように揺るぎない存在に憧れて居て
Lyric by hidebow
悲しみの淵
理性の傍らで囁く天使と悪魔にて
咲く詩家γひで坊γ心 より
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