1A
昔　楽園でみんな
幸せに暮らしてた
ここの果物　みんな
知恵の実以外　食べていい

1B
知恵の実だけは決して
手に取ってはいけない
口にすると死ぬから
知恵を持ってはいけない

S
そんなの嘘よ　食べると
全てのもの　見えるでしょう
善と悪　昼と夜　男と女の全て
そう　この果実で


2A
知恵の木の枝に実る
リンゴのように真っ赤な実は
明るく熱く燃え盛り
知恵を授けてくれた

2B
夜も明るく照らして
考える時間が増えた
衣服　食事　寝る場所
たくさん作らなくては

S'
不思議な実は燃え上がり
楽園から追い出された
外は寒くて厳しい
衣服　食事　寝る場所
作らなくては
作らなくては
知恵と炎で



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※全文ひらがな（一音二文字は[]、「は」「へ」「を」は発音通りに表記）

1A
む　かし　ら　く　[えん]　で　み　ん　な
し　あわ　せ　に　く　ら　し　て　た
こ　この　く　だ　も　の　み　ん　な
[ちえ]　のみ　い　が　い　[たべ]　て　い　い

1B
ち　えの　み　だ　け　わ　け　し　て
て　にと　お　てわ　い　け　な　い
く　ちに　す　る　と　し　ぬ　か　ら
ち　え　お　[もっ]　て　わ　い　け　な　い

S
[そん]　なの　う　そ　よ　た　べ　る　と
す　べて　の　も　の　[みえ]　る　で　[しょー]
ぜ　んと　あ　く　ひ　る　と　よ　る
お　とこ　と　[おん]　な　の　す　べ　て
[そー]　この　か　じ　つ　で


2A
[ちえ]　のき　の　え　だ　に　み　の　る
[りん]　ごの　[よー]　に　[まっ]　か　な　み　わ
あ　か[るく]　あ　つ　く　[もえ]　さ　か　り
ち　えお　さ　ず　け　て　く　れ　た

2B
よ　るも　[あか]る　く　て　ら　し　て
[かん]　がえ　る　じ[かん]　が　ふ　え　た
い　ふく　しょ　く　じ　ね　る　ば　しょ
た　く　[さん]　つ　く　ら　な　く　て　わ

S'
ふ　しぎ　な　み　わ　[もえ]　あ　が　り
ら　く[えん]　か　ら　[おい]　だ　さ　れ　た
そ　とわ　[さむ]　く　て　き　び　し　い
い　ふく　しょ　く　じ　ね　る　ば　しょ
つ　くら　[なく]　て　わ
つ　くら　[なく]　て　わ
ち　えと　ほ　の　お　で