工場の煙突から宙に登って行く廃棄煙が匂う
終わりを孕んだ星が量産され
国を抉り取って行く
小さな子供の願いは届かず消えて行く、
汚い字で埋め尽くされたノート
短くなった鉛筆
校舎から見える夕陽は終わりを告げると共に懐かしさを纏っていた、
銃声、爆発、炎
音を立てて崩れる家
人々の悲鳴
想う少女を助けられなかった少年の叫び
流れる血、
幾つもの命が消えては生まれて行く
終わらない不幸、恐怖、犯罪
いつもこの世界には希望なんて無かった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

絶望

#2

きっといつかこうなる

閲覧数:43

投稿日:2014/12/21 01:37:10

文字数:217文字

カテゴリ:その他

クリップボードにコピーしました