西から壊れる天 誰かに望まれた未来
繰り返す定めと知り 少女は眠る
醒め褪め泣き出す声 記憶の片隅の終末
何度でも絶望して 少女は眠る
ひとりきりの断頭台 そこに在る世界の果て
僅かな距離に目が眩む 聞こえているなら どうか
きつく絡んだ結び目を 優しい笑みで解いて
掬えない涙の海 君の代わりに沈もう
いつか届く方舟で 私を置いて逃げ出して
明日なんて来なくて良い
夢から零れる音 誰かを望んでる心
終わらない終わりを知り 少女は進む
抜け出せない夜の底で 君を誘う悪魔の夢
言えない言葉に爪を噛む 叶えられるなら どうか
心託した祈りだけ 抱き締めたままで許して
見たくない涙の理由 すべて背負って焦がそう
いつか届く方舟で 私を置いて逃げ出して
せめて君が笑えるなら
夢に見ていた日常が 君だけ残し廻って
救いさえ届かぬなら 此処で変わらず放とう
いつか描く方舟で 必ず君に逢いに行く
見ていて いまは
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