夏の日暮れは
きらめきの残り火
無上の愛をくれた
人はもうない

僕の手をつないで知らない世界
教えてくれたね
君なしでは歩けなかった道を
今はひとり ためらいがちに歩く
風の十字路 旅の途中で

(嗚呼) 夕立ちに降られてばかりです
大人になっても
ため息を知らなかった日々が
涙に変わる

夢のかけらが落ちては拾い
遠回りしてきた道の名を
人生というのか

思えばいつも失敗ばかり
積み重ねてきた
目を閉じればよみがえる思い出が
きれいなのはあの日からもう一度
やり直したいと願ってるから

(嗚呼) あといくつ後悔するだろう
大人になっても
またひとつ季節がめぐるたび
黄昏が来る

遠くから聞こえるは祭り囃子
夕闇の中 名もない風が
つぶらな向日葵にそよぐ

(嗚呼) 夕立ちに降られてばかりです
大人になっても
願わくは君の心までも
濡らさぬように

今でも夕立ちに降られてばかりいます
言葉もなく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夕立ちに降られて

風に色をつけるなら夕焼けの色がいい。
手放した夢を輝かせるから。
雨に色をつけるなら、どうか涙の色にしてください。

――心残りの数だけ、人は優しさを覚えるのだろうか。

あるせれさんの楽曲(https://piapro.jp/t/Td7P)に投稿しました。

ver.1にひらがな版のテキストを記載しています。

閲覧数:272

投稿日:2019/07/26 23:27:07

文字数:404文字

カテゴリ:歌詞

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