さても愉し ここは常世
煽れ煽れ 名酒・鬼搾り


子守と聞け 鵺の調べ
競り立つ崖も絶景

騒ぎ通し ここは常夜(とこよ)
あざれあざれ てんてんと


月は無情
棄てられた子 まだ冷たい夜に
囚われた心が 悲しんでいるだけ


さらば菜花 散りかけ
人には二度と戻れない
ならば菜花 ゆめだけ
手にして生きてゆく…
なんてなっ☆ (huu)



さても怪し ここは浮世
一寸先も常闇

桜囃子 とてもをかし
踊れ踊れ 淡々と


爪は矛状(むじょう)
棄てられた子 もう冷たい夜に
溶け込んだ心が あな 死んでいるだけ


さらば菜花 散るだけ
そのゆめ 二度と叶わない
ならば菜花 上だけ
見つめて生きていく…
なんてなっ☆ (huu)



『ああ、あおい空だ』
久々の日 そのやさしい昼と
遠過ぎたこどもが 悲しんでいるだけ



さらば菜花 夕焼け
心に滲みて敵わない
ならば菜花 それだけ
手にして生きていく

さらば菜花 散りかけ
一片(ひとひら)だけで構わない
さらば菜花 夕焼け
心に滲みてって 哀しくて
心が死んでいく…

なんてなっ☆ (huu) (笑)(笑)っ☆ (huu)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

サラバナ童子

童子と童をかけたつもりで書いていたのですが…、
あんまりその要素がなくなってしまいました。

菜の花の花言葉も一応、考慮に入れいてるつもりです…。

応募用作品です。

閲覧数:260

投稿日:2012/08/14 18:28:38

文字数:501文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

  • 関連動画0

  • 大食漢ドクロ

    大食漢ドクロ

    コメントのお返し

    零ぼーんさま
    こんにちは。
    先日の解説では触れていない部分があったので、
    説明の補足をさせてください。

    歌詞中に『爪は矛状』とありますが、
    この時、童子の体はだんだん鬼のように変化していっています。
    心もどんどん冷徹に、何も感じなくなっていっています。

    山月記をご存知でしょうか?
    あれに近いもので、山月記では、主人公はその身勝手な性格ゆえに虎になっていくわけですが、
    こちらの子供は、非情な行いを繰り返すうちに、
    身も心も鬼となっていく…
    という感じです。

    童子の命は別段、危機にさらされているわけではないのですが、
    人としての感覚や感情が、今後、失われていきます。

    というわけです。
    2度に分けてすみませんでした。

    2012/08/27 22:05:16

  • 零ぼーん

    零ぼーん

    ご意見・ご感想

    初めまして!零ぼーんと申します。
    歌詞応募ありがとうございます!

    和風の歌詞でかっこいいです。
    ただ私にとって解釈が少し難しかったので
    歌詞について簡単に解説いただけますでしょうか。

    花言葉など詳しくないもので、、すみません。

    2012/08/26 16:57:41

    • 大食漢ドクロ

      大食漢ドクロ

      零ぼーんさま
      はじめまして!大食漢ドクロと申します!
      メッセージありがとうございます。
      零ぼーんさまの曲がとても好きで、勝手ながらフォローもさせていただいているので、
      メッセージをくださって嬉しいです!!


      歌詞の解釈ですが、あの歌詞は、盗賊まがいのことをして生きていく孤児のお話です。
      主人公の孤児は、お酒も飲むし人も傷つけて、冷徹に生きていきます。
      けれど、人並みのまっとうな生活にも憧れ、葛藤するというものです。
      『童子』という言葉には「子供」という意味のほかに、
      「酒呑童子」や「茨木童子」からとって、『鬼』という意味も込めました。

      それから菜の花の花言葉は、『小さな幸せ』や『快活』という意味があるそうです。
      『穏やかな幸せにはもう手が届かない』ということで、「さらば菜花」と歌詞に組み込んでいます。


      と、いったところなのですが…、
      この説明で十分でしょうか?
      ほかにもご不明の点がありましたら、おっしゃってください。

      お返事が遅くなったうえ、長々と失礼しました。
      歌詞の選考大変かと存じますが、よろしくお願いいたします。

      2012/08/27 01:56:04

オススメ作品

クリップボードにコピーしました