―それは イキナリ ぶっ壊れた 日常

「ニア、貴女が悪いのよ」
少女がくすくすと笑う。緑のツインテールが美しい。
「五月蝿いよ、本家」
ニアと呼ばれた少女がにっこりして答える。
「さっすが『狂音 ニア』!ちょっとした事で怒らないのね!」
少女―ミクが活発そうに笑う。
(嘘よ、マスターが壊れたのはニア、こいつのせいよ)
ミクが軽く思う。
彼女らは高いビルの上に座っており、堕ちたなら、―ボーカロイドである彼女らはメモリーが破壊し、事実上の『死』になるのだろう。
ニアの紅い眼はひたすらに誰も居ない街を見つめる。
今は夕方、今までなら通勤ラッシュで賑わっていたと言うのに、遥か遠くまで見つめようとも、人影一つ無い。
―少なくとも、日本には。
「……ボクはね」
ニアが女の子らしい声で言う。女の子だが。
「未來姉が好きだったんだ、とっても」
ニアが苦しそうに言った。
ミクが振り返る。
「……だから、それを壊したあいつらを、許さない!!」
ニアが血のような髪を揺らして、叫んだ。

ミクは静かに思い返す。マスター……
――
「起きた、起きたわ、ミク!」
少女―フリフリで、ロリータで、とても可愛らしい少女が、ミクの手をとって喜ぶ。
「百華、そんなに喜ばなくてもっ」
ミクが振り回されたので、少女―百華に文句を言う。
「私のパソ子でこんな可愛い子が出来たなんて思わなかったの!
そうね、ミクからとってこの子は夏に出来たから、夏音未來よ!」
百華はきゃあきゃあと喜び転んで、もう一人のボーカロイド、志穏に支えられる。
「まぁ……百華、落ち着いて。
この子が、私の妹?」
志穏がどこか楽しげに言う。
「そうよ、可愛いでしょう?!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

オリジナルボカロとマスターとミクと―亜種注意! 1(続きます)

ダメですねぇ、ニアとか出しちゃいけないんでしょうか?
下手なのでご了承下さい(泣)

閲覧数:154

投稿日:2009/11/03 08:20:04

文字数:711文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました