ゴミ貯めみたいな部屋の上
セミの死骸の真似をする
窓の外で怒号が響く
集団心理のたわものだ

人間誰しも善と悪
交互にあるとか言っていたけど
そんな物は人それぞれだと思う
そんなもんだろう

苦手意識での自己嫌悪
そんな事してる暇ないだろ
いちいち考えなんて
した事ないだろ

所詮僕らは他人事で
反抗期を理由に
逃げたかっただけの
臆病者なんだから

未完成パズル人間
そうさ悲しいもんさ
クシャクシャな髪も
ボロボロの爪も
汚い心を現した

意味などとうに捨てたから
後はもう死ぬだけだ
薄っぺらい存在証明を

意味も無く泣いた正門前
ゴミになった気分だった
陽キャ共が話し掛ける
これは嫌味か何なのか

人間誰しも欲があり
向上心とか言ってるけれど
結局虚しくなるだけなんだろ

自分嫌いが悪化して
何も見えなくなった
いちいち後悔なんて
するもんじゃないだろ

結構の所僕たちは
失敗を理由に
逃げたかっただけの
卑怯者なんだから

未完成パズル人間
そうさ酷なもんさ
無駄になるのが怖かった
嫌われるのが怖かった

意味に価値など無いから
ゴミクズ同然だ
くだらない人生を
壊すように

誰かのために生きる事
誰かのために尽くす事
錆びて崩れた選択肢の
上で性根の腐ったまま

後悔なんて意味もなさず
ただ淡々と生きている
それしかできないんだろうな

未完成パズル人間
そうさ悲しいもんさ
クシャクシャな髪も
ボロボロの爪も
汚い心を現した

意味などいくらでも作れる
後は生きるだけだ
薄っぺらい存在証明を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

未完成パズル人間

作詞・作曲:音乃宮譜矢/唄:重音テト

閲覧数:36

投稿日:2022/08/01 02:54:00

文字数:660文字

カテゴリ:歌詞

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