モノクロの世界と
廃る 色とりどりの記憶
僕らを蝕んで
快楽にただ堕ちてゆく

麻痺した魂は
自由を求めるのに
己を拘束して毒を盛るの

世界が反射しすぎる水面を嘆く
僕らはその奥底に行きたいのに
尽きることのない濁世
ただ見つめる僕らは人形となりゆく


モノクロの世界に
浮かび 廻り巡る毒素
僕らを媒体とし
愚かな笑みと繁殖する

麻痺した肉体は
理想郷を探すのに
己を拘束してトゲを刺すの

愚かな快楽は僕らを操り呪縛する
僕ら瞳に移るものは・・・

僕らは人間という名の傀儡
碧海を見たいとは思わない?
尽きることのない濁世
今憂い泣く僕は人になりたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

傀儡

簡単に言うと、都会に来て底が見えない川を見た時に思ったことを描きました。少し詳しくいうと、あぁ、私達はどんどんこういうことに慣れて行ってしまって、どんどん綺麗だった世界を蝕んで、この世界の奥底にある本当に大事な物には気付かないんだなぁ…この目は人形の飾りのようになっていってるのかなぁ。理想的な場所を作りたいと思ったけれど、破壊していってるのは自分たち自身なんだなぁ。ということでした。そんな感じ。使ってくださる方がもしいたらよろしくです。

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投稿日:2010/10/24 03:04:04

文字数:283文字

カテゴリ:歌詞

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