秋桜(あきざくら)の頃

A
三日月にかかる雲が
秋の風にそっとたなびく

A
秋桜 淡い色に染まり
儚き月明かりに浮かぶ

B
溢れる想い 虫の音にかき消され
あなたの元へは届かない
導く星も隠れて歪んで

S
あなたへの想い 夜に響き
紅葉 舞い散らし 
静寂(しじま)に溶けてゆく
ああ 一人


A
金木犀 金糸雀色かなりあいろ
水面に散り行く その香りとともに


B
溢れる涙 拭う術を知らず
あなたの躯に 一滴
冷たいこの手 変わらず 無邪気で

S
あなたへの想い 空に広がり
心 舞い散らし 
静寂(しじま)に溶けてゆく
ああ 一人

C
涙はやがて 雨となり
傅いたこの墓石にも降り注ぐ
痛み 憎み 時の中で
何も言わず 薄れてゆく

S
あなたへの想い 土に染み入り
魂 舞い散らし 
静寂(しじま)に溶けてゆく
ああ 一人

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秋桜(あきざくら)の頃

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投稿日:2014/09/09 21:04:59

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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