広がる夜空で今日が満ちて
うたた寝の街を星達がほら覗いてる
漏れだす光で目が痛むから
シリアスなニュースも
今だけはこっそり閉じて

静かに漂う闇の音が
忘れかけた思い出を呼びさます
突き刺す日差しや
街灯じゃ照らされないから
抜け出して

帰らぬ月夜に理想を歌おう
世界の果てまでも
二人だけの言葉で
吐き出すつぶては波を残して
流れの中で逃げ場所を見つける

呼び掛ける声に夢中になって
何気ない空をまた永遠と見間違う
問いかけるほどに遠ざかるから
きっとまた明日もちぐはぐな日々を行く

朝焼けの色に掻き消されて
忘れかけた現実がよみがえる
ふっと気を抜けば
明日に飲み込まれるから
目を開けて

帰らぬ月夜に理想を歌おう
心の底までも
二人だけの言葉で
漏れ出すつぶては傷を残して
記憶の中で行き場所を見つける

きまぐれをこじらせた末の
きらめく星だけを集め
オチの無い話をしよう
秘密の約束を胸に
嘘が尽きて
祈りになって
夜が明けるまで

帰らぬ月夜に理想を歌おう
世界の果てまでも
二人だけの言葉で
さよなら 今夜も歌い疲れて
落としたものを見て見ぬふりをする

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

月夜のきまぐれ 歌詞

閲覧数:31

投稿日:2023/10/29 12:55:49

文字数:488文字

カテゴリ:歌詞

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