見て欲しい 僕だけを ゆっくり溶ける
氷を眺めるように
見て欲しい 僕だけの 愛した貴方に溶ける姿を眺めて
危うく香る蜜の香に まだ 踊らされていたいの
割れた硝子から とろとろ溶けだして いくのなら
掬いとって貴方の手
嗚呼!なんて素晴らしく残念な人間なのでしょう!
愛しているだなんて戯言(ざれごと)を
簡単に そう 言いのけてしまうのだから!
一時(いっとき)の感情で踊らせて
僕を捨てるのね
そんな貴方が 大好きよ
見ているよ 貴方だけ どろりと溶けた心の穴から
見ていたい 貴方ほど 麻薬のような溶けた蜜の味
妖艶に香る蜜の香に まだ 踊らされているの?
割れた硝子から どこかへ消えてしまったのならば
殺して貴方のその手で
嗚呼!なんて素晴らしく残念な人間なのでしょう?
愛しているだなんて戯言(ざれごと)を
簡単に そう 言いのけてしまうのだから!
嗚呼!!なんて醜く悲しい屑な肉塊なのでしょう!!!!
永遠を誓うだなんて虚言(きょげん)を
容易く(たやすく) そう 言ってしまうのだから!
さぁ その身にふさわしく
醜く散ってしまえばいい!
終焉は儚く 愚かで それでいて鬱くしい!!!!
一時の感情で踊らせて
僕を捨てるのね
そんな貴方が 大好きよ
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