僕は生きて
僕を生きて
僕に生きて
僕で生きて
今日を生きて 僕は歌っている
藍はとうに霞んで
終わりを告げた鐘を失って
揺蕩ったひとつの亡んだ少年
愛がひどく傷んで
僕はいつか貌を失って
未だ疼いた心傷で 名付けた僕の虚像が
自己弁護に独り縋っている
茜に滲んで 僕を衝いた星は
歪に答えを持った いやに綺麗な虚栄心
哀無く育った日々は 甲斐無く枯れて皹になった
痛みを知った
希望を欠いた空にひとつの恒星
救いも無く赤く光っている
道を違えた僕は 答えを探そうとして
嘘を吐いて 今日を生きて 星を望んでいる
渦を描いた命を模した惑星
逃避行に独り狂ってしまった
鏡に映した人間性 触れようとして傷を負った
いつかの僕の残響が どこかでまだ空を巡っている
色は散った 記憶は散った
微かに音を聴いた 穢れた青年
夢を望んだ寝床で 失った鏡像は
自己嫌悪に独り耽っている
才能を羨んで 癒えない傷を孕んで
腐った夢と葡萄は 循環系 120度
確かについた足跡に 確かに生きた記憶の中に
わすれものを捜している
鏡が暈した音を知っている
胸が残した鼓動を知っている
名前を持たない瑕疵を 拙く綴った歌詞を
あの日の僕の聲に応えて 音に描いている!
希望を描いた空にひとつの遊星
標も無く青く翳っている
理性を欠いた人間性 紡ぐは蠍の連星系
始まりを告げる薄明に いつか聴いた音が鳴っている
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