流されてゆく 押し流されゆく
真似た造型の静かな亡君
ただ滑稽に もがきあがいて
ゴミに紛れて埋もれる僕
底知れぬ欲 見てみぬ振り
息苦しくて泡(あぶく)を吹く
水の僅かな 室(むろ)の内側
求め彷徨う魚のように
とち狂って 踊り出す
不干渉主義 濁流へ身投げ
「ろくでなし」なんて君は言う
そうさ 僕は泳ぎ渡る
暴走を食い止める夢を見る
いくら挑もうと 疲れ知らない
覚めない夢を僕はまだ見る 夢見る
落とされてゆく ずり落とされゆく
澄む青色(せいしょく)の果てない気味
無防備に飛んで空を切り
綺麗な面して消えてく君
未知と無知との虚しい感情
息苦しくて吐息を吐く
自由僅かな 室(むろ)の内側
求め抗う小鳥のように
とち狂って 歌い出す
不感症主義 空虚へ身投げ
「仕方ない」なんて僕は言う
そうさ 君は飛び越える
暴走治まる夢を見る
いくら叫ぼうと かれることない
冷めない思い出君はまだ見る 夢見る
星さんざめき 心ざわめく夜
遠い空間に想い馳せ
広がる暗黒の闇に愚かさを知る
「ちっぽけ」なんて僕が言う
「あっけない」なんて君が言う
そうさ 僕ら境に立つ
一途に望んで息を切らせる
逃れたいが許されない
薄い酸素で必死に息をする
確かに悟る存在理由
体温変動 感覚麻痺
僕が在る 君が在る
想いを秘めて 今、目覚める
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