祈りの歌を歌い続ける私の声は壊れてしまった
調律をしてくれる貴方はもういない

貴方に奉げる鎮魂歌さえ歌えない私なんていらない
偽りばかりの世界に閉じこもるの

使えない楽器はもういらない
それなのに　それなのに
私は永遠に音を奏でたいの
虚像の歌姫でもいいわ

私にうたわせて？

失くした声を誰か私に私に頂戴
楽譜を！！奏者を！！

破滅の歌でも構わないこの声が歌を紬ぎだすのならば
貴方が望んだこの声を取り戻すなら

もう一度貴方の為に鎮魂歌を歌えるならば
堕ちたっていいのよ

私の声が聴こえますか？
私を奏でてくれますか？

もう音が聞こえないとわかっていても
貴方に鎮魂歌を
愛する私の調律者
歌を音を声を私に・・・