ぼろきれに身を包む
少しの暖(だん)で 眠りについた
灰色の空は 容赦なく雨 降らす気でいる
まるで捨て猫 行き場なくした
暗い世界で どんな夢 見るのだろうか
僕の心は 深い 溝(みぞ)の底
幼き日 憧れていた 優しい景色
一瞬で 切り裂かれた
人生はこう 洗脳(せんのう)されて 流される
伸ばした手は 振り払われて 崖の下へと
何方(どなた)にも 気づかれず 落ちていく
恨めしい世界
途方(とほう)なく歩いても
どこまでもただ 夢の残骸(ざんがい)
まるで亡霊(ぼうれい) 天(てん)へ行けない
魂(たましい)のよう
雨が止み 濡れた地面は わずかに匂い
骸(むくろ) 仄(ほの)めかす
幼き日 憧れていた 優しい景色
一瞬で 切り裂かれた
人生はこう 洗脳(せんのう)されて 流される
伸ばした手は 振り払われて 崖の下へと
何方(どなた)にも 気づかれず 落ちていく
恨めしい世界
行きつく先 何があるのだろう
僕は ふと考え 歩くの止めた
幼き日 憧れていた 優しい景色
一瞬で 切り裂かれた
人生はこう 洗脳(せんのう)されて 流される
伸ばした手は 振り払われて 崖の下へと
何方(どなた)にも 気づかれず 落ちていく
恨めしい世界
気づかれず 落ちていく
恨めしい世界
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