この路の先に君が眠る
果てしなきこの路もこれで終わりを迎えることとなる
彷徨える眠れぬ魂よ
焦がれていた私の躯を蝕めば
安らぎに帰れるだろうか
昔の面影もない、この爛れた肌は
放漫に生きてきた私への報い
綺麗を失い、心の瞼で灼枯の町並みをみた
こみ上げてくるものに応じた涙だけは透明であった
ハートよ この世に私は十分仕えただろうか
イデアよ この世に知恵を残し得ただろうか
私はもう十分だ
うまくかみ合わない一つの基盤として
私は堕落という烙印を押された
それでもここまでこれたのだから
もう身を洗い流して言葉の波に身をまかせるよ
ユニがまかないきれないほどの波は
やがて無力、無情を呼び起こし、
打ちひしがれていくことだろう
無情にも満たされ続けて朽ちていくのだろう
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