ふたつになった心が
悲鳴をあげて泣いている

行かないで触れていて
大丈夫だと優しく抱いて

夢追い人は笑って言う
世界の果てを見たいんだと
止まることを知らない足は
私を置いて　遥か遠く

言葉は意味をなくしたまま
それでも私に突き刺さる

振り向いて声を聴いて
憧れと憎しみをあげるから

夢追い人は笑って言う
君も早くここにおいでよと
ほんとに私を望むならば
この手を引いて　今すぐに

ただただ走って追いかけた
私があなたに触れたとき
終わりと始まりのベルが鳴る

夢追い人は笑って言う
君なら夢を証せるからと
止まることを知らない足は
あなたを置いて　進んで行く
私は笑う　今やっと