いわくつきのぬいぐるみ抱え
「ここはどこ」と一人よがり 拗(ス)ねる

妬(ネタ)む

悲劇演じ 喜劇を僻(ヒガ)む
涙流し 飾り付けて

他人(ヒト)のモノはとても綺麗
自分のモノは汚くて

だから どうしようもなく

他人(ヒト)が そう 嫌いで

愛するべきことを恐れて
すがる思い孤独の群れ
傷(イタ)んだガラクタ並べ
それで今を謳歌(オウカ)する

借りてた言葉を返せずに
望む憂い既読の果て
嵩(カサ)んだ希望を崩し
それが明日の逢瀬(オウセ)すら


愛想尽きた親猫捨てて
生まれたての捨て猫から愛(メ)でる

また同じシナリオ
誰も幸せにならない

だけど どうしようもなく
それを もう 求めて

批判の価値も分からなくて
自分の愛 無益の美味
腐った果実頬張り
欲を満たすさびしがり

浮世(ウキヨ)の想いは紙ペラで
隠世(カクリヨ)には届かなくて
欺瞞(ギマン)を零(コボ)すピエロは
「これで終わり良かったね」

僕らはいつかの飴の
ほの甘さに溺れていて
苦虫噛み潰せずに
こんなざまで… あー あー あー

砕けた鏡に写るのは
今を捨てた ブリキ人形
どこかにあるはずのネジ
今更もう見つからない

この世は意味ない繰り返し
だけど見方変えるだけで
そこに愛をみつけてく
暇つぶしに変わるはず

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Faint candy(仮)

閲覧数:133

投稿日:2014/04/08 23:07:12

文字数:559文字

カテゴリ:歌詞

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