裸足で駆けた満月の夜には
ドス黒く染まった脳が占める
赤い鮮血飛び散った肉片
誰がやったのかも分からない

僕は狼?獣の末路
次の満月でヒトを殺す
自我なんて無い
理性も無くなって
記憶の片隅に月だけ残り
腕が赤く……

明日に怯え
足を抱え
涙が流れ落ちる
自分を恨み叫ぶ
愛してくれ
泣いておくれ
もし明日(あす)僕が死んだら
あの人達はさ
泣いてくれるかな?
泣いて喜ぶか?
ならもう
いっそ死んでやるよ

森で孤独に歩を進める
途中で見つけた孤児(こじ)の少女
部屋にあげては頭を抱え込む
明日(あす)には満月が来てしまう

またヒトを殺す?獣の愛
許されないんだと分かっている
自我なんか無い
だから怖いんだ
自分が無くなってケモノになり
君をコろ…

明日に怯え
君を抱え
君を守ると叫ぶよ
獣には愛は無いぞ
許してくれ
君の話
聞いては涙を呑んだ
僕では無いんだ
誰も望まない
見苦しい言い訳
重ねた

私のお母さん
オオカミに殺されちゃったと話す君の
笑顔の裏に隠れたその
悲しい顔忘れてないよ

暗い夜空
月が覗く
そろそろお別れなんだ
「愛してよ」言っていいの?
理性が消え
此処に立った
僕が獣だとしても
君は笑うかな
君の笑顔をさ
殺してしまうのならもう

僕を殺してよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

狼男と孤児少女

四作目
なんか更新のペース早いけど気にしない。
今回は、Ryunさんの作品に、歌詞を応募させて頂きました。
何で狼男の曲なのかっていうと、頭の中にふと狼が浮かんだからです。はい。
という事で、Ryunさん、よろしくお願い申し上げます。

http://piapro.jp/t/RcfO

閲覧数:251

投稿日:2016/08/01 20:27:19

文字数:547文字

カテゴリ:歌詞

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