空落とす灰色の欠片
彷徨える
どこへでも行ったよ
それでも君の隣
小さく肩が触れて
冷たさがしみる
無意味にかかとを鳴らした
街角にネオン
君にくちづける僕は
誰よりも弱いから
雨色体温
君は瞳潤ませて
誰よりも強く
抱きしめてくれる
寂しさと悲しさの欠片
戸惑いは
どこにでもあったよ
それでも傘の下
小さく肩が触れて
雨音が消える
無意識 弱みをさらした
車道の雑音
君に落ちていく涙
また僕に戻るから
飴色のイオン
今は君の優しさで
何よりも甘い
微笑みをください
雫の先に何があるのかな
振り仰げば 二人にだけ
雨が降っているようで
だけど君は傘を閉じ 笑う
虹を最初に
見つけられるように
雨色の波紋
揺れる水たまり
僕は誰よりも弱いから
アメイロ
アメイロの
飴色の波紋
僕の揺れる心ごと
誰よりも君に
抱きしめてほしい
アメイロの君に
アメイロの僕を
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