赤い祭壇に立つ神を見てはるか昔の恩恵を知る
この身に流るる野心と血潮
広がる黄砂に轟かす
砂漠の国の愚かな王は富と酒杯を浴びる日々
いずれは堕ち逝くこの命
愚かな王は何も知らずにどこまでも神から見放され
愚者の首は無価値に等しく哀れな将は永久の地獄
赤い祭壇で裁つその首をはるか空の神に捧げる
この手に滴る無能な怠惰
我が足元にて踏み躙る
砂漠の国の新たな王は戦で魂を削りあう
見えない陰謀この身を狙う
新たな王は影で謀られて奈落の底に落とされる
あいつの首は金に等しく怒号の将も地獄に落ちる
赤い祭壇は我が血に染まり遥か真下の暗闇に堕つ
この手が握った僅かな権力(ちから)
千切れた声は轟かず
赤い祭壇に立つ神を見てはるか昔の恩恵を知る
太古で流れた野心と血潮
彼方の未来で轟いた
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