指折る 裏側に
潜ませた うちのうち

笑みすら 面なら
袖濡らす うちのうち

綾なす鎖を 何時迄 手繰るのだろう

夢は泡沫に 揺れる御魂星
遠く鳴り響け 心語るよに

数える 夢ごとに
募るまま 閉ざしゆく

憐れむ 言葉なら
噤みつつ 閉ざしゆく

乞い指す扇を 何時かは 開くのだろう

花が吹雪いたら 終わる御伽草
謡い酔いながら 惑う木霊たち

夢が開いたら 囲う性ならば
月を伺いて 紡ぐ縁唄


以下ひらがなバージョン

(A)
ゆびおる うらがわに
ひそませた うちのうち

(A)
えみすら おもてなら
そでぬらす うちのうち

(B)
あやなすくさりを いつまで たぐるのだろう

(サビ)
ゆめはうたかたに ゆれるみたまほし
とおくなりひびけ こころかたるよに

(A)
かぞえる ゆめごとに
つのるまま とざしゆく

(A)
あわれむ ことばなら
つぐみつつ とざしゆく

(B)
こいさすおうぎを いつかは ひらくのだろう

(サビ)
はながふぶいたら おわるおとぎそう
うたいよいながら まどうこだまたち

(サビ)
ゆめがひらいたら かこうさがならば
つきをうかがいて つむぐえにしうた

ライセンス

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  • この作品を改変しないで下さい
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縁唄

お久しぶりです。珍しく音数少なめです。
しっとりというか、夜の静けさと、頼りなく光る行燈の灯が似合う気がします。

閲覧数:212

投稿日:2015/05/15 09:23:08

文字数:510文字

カテゴリ:歌詞

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