あつあつごはんに
のったお肉は
あったかいたまごに
つつまれた
お口の中に
入った瞬間
幸せになるよ
僕の好物 親子丼


ある日のこと
僕は君に
出会ったんだ
それはとても
チェリーのように
爽やかにはじけた
君の作る
オムライスは
とても温かくて
まるでふわふわ
わたあめのように浮かんだ

あつあつごはんに
のったお肉は
あったかいたまごに
つつまれた
お口の中に
入った瞬間
幸せになるよ
僕の好物 親子丼


あれから二人
プリンのように
甘くとろけて
君の笑顔
苺のように
爽やかにはじけた
あの日のこと
オムライスを
食べようとしたら
悲しそうな君は
じんわりと涙浮かべた

あつあつごはんを
包んだたまごに
かかった赤い
ケチャップ
いつの間にか
冷え切っていた
悲しくなるよ
僕の好物 オムライス


深夜の街の牛丼屋
吸い込まれていく
頼んだ親子丼は
あつくて涙が溢れだした

あつあつごはんに
のったお肉は
あったかいたまごに
つつまれた
お口の中に
入った瞬間
幸せになるよ
僕の好物 親子丼

きっといつか
大事な人に
作ってあげたいな
親子丼
あつあつの
鶏肉を
お口の中に
入れた瞬間
幸せになるのが
僕の夢 親子丼

今はゴーヤみたいに
苦い気持だけど
そう遠くないうちに
美味しくなる
ショコラのような
甘い幸せ
来ると信じる
一緒に食べよ 親子丼

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

親子丼

親子丼を食べたいと思っていたらなんかできていました。
いや、親子丼が食べたいんです。

閲覧数:128

投稿日:2012/06/02 23:45:47

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

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