街中で立ち止まれば
開いたままの右手が、まだきみを捜している
寂しくて空を見上げたら
苦しいほどに胸が痛むんだ
きみが隣にいないからかな
会いたいと願うくせに
会いにいく勇気はなく
手繰り寄せた、かけがえない思い出だけ抱いていよう
いつか話したふたりの未来
もう叶わない夢物語
夜の星を指先で数えて 眠りにつければ幸せだった
無意識に隣を見て
誰もいない空間に溜息を吐くばかりだ
悲しくて涙こらえたら
切ないほど胸が疼くんだ
きみがどこにもいないからだよ
思い出せば滲むのに
過ぎるごとに薄れゆく
目蓋の裏、焼き付いた残光だけを頼りにして
名前を呼ぶから答えてくれ
ひとりで生きるこの世界は
あまりにも広くて迷子になる
まるで小さな子供みたいだ
きみは安らかでいるだろうか
ひとりで泣いてはいないだろうか
夜の星を眼差しでたどって
濡れた頬にぬくもり感じたら、おやすみ
どうかやすらかな夢を
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