無意識のナイフが研ぎ澄まされ
今にも画面越しでさえ貴方を
刺してしまいそうになっても
その目はずっと先を見つめてなかった
不特定多数の美談が飛び交う
現代社会の理想的な振舞に
また自分のどうしようもない日常が
自責と歯痒さにくすんで見える
何故かこんにちの讃えあいに
生きる目的さえ違うというのに
比べあって曇って 腐れきった心って
周りには隠してしまいそうになるけど
吐き尽くしたい思いが 凶器となって襲わぬように
中身のない尖った心を僕に突き立てる
「自分に何ができるのか?」と
不透明な心は 誰かと比べられなくて
ただ
そこにある思いは 自分の本当じゃないよ
都合の良い解釈だと 先回りしたくなるけど
信じてもらえなくても 信じたい本当の思い
箱を埋めるための中身が 温かいものであれと
得意なことが得意だと言えない
こうしなければ立派とはいえない
不安がいつもよぎって 集中できない状況
誰でもない自分に 診てもらったらどうだ
好きなことをずっと続けられる好奇心
最後まで諦めないで取り組む貫徹力
期待に応えようと努力する向上心
なぜか取り柄には見えなかった
誰かが包んでくれた優しさのローブを
捻れた感情が引き裂いて沈める
暴走する勝手は もうやめにしたいと
全ての希望を終わらせる前に聞いて
空っぽに歩んだ人生も 1ページになるんだ
生きる証が違うから 存在意義は問わなくていい
自分の人生を 伝えたときに気づいた
話した君とは違う輝きを放つ暮らし
真に認める心作りを 忘れないで
心を満たして 言葉を温かくして
平凡な生活のままでもいい 心と向き合って
差し向けたナイフの先を ゆっくり溶かす時間を過ごす
ああ 「君ってすごい」って言いたいよ
まだ不恰好でも
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