杞憂 寝ても覚めても杞憂
また負けを想像してる不安な遺伝子が
いる そこに確かにいる
呼吸 詰まる空気に呼吸
CPU(あなた)には想像もしない応えすら窺ってしまう
冬 熱の見えない冬
妄想を凝らしたせいかな 見えない世界を見た気になってる
経験値を誤魔化してる 春はまだ来ない
決まって応えるアルゴリズムだって解かってることを忘れて
やけに熱中するせいで
黙って発した言葉のログが自らを誘っている
混沌を手繰っている
自由 期せず手にした自由
際限のない選択肢/期待値に戸惑っている
夏 熱の逃げない夏
情報の持つ遺伝子が僕たちをどう淘汰していくのか
未来を微調整しようか 思い上がりか
至ってシステマティックな偶然性が齎(もたら)すささやかな因果に
一喜一憂する生命
黙って泣いて笑ってりゃいいものを大袈裟に語ってるのも
一興と嗤っている
いざって時には人間様だって魅せる
これまでの思考力が連れてくる閃きを
キマって無視するセオリー 極まって勝ちに直行する叡智に
ハッとする皆を仰いで
実って頭(こうべ)を垂れる瞬間は 雌雄決する瞬間は
数秒前に知っている 冷静に迎えている
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