冬の寒空の下、君に一言「ごめん」と言われた
私は無理した笑顔で「いいよ」と返した
お互いに言った最後の言葉「バイバイ」
君は後ろを向いて私から離れて行った
私の胸にはポッカリと穴が開いた
呆気なく終わった私の恋
「なんで」「どうして」
出なかった言葉
後悔の涙が私の頬を伝い流れ落ちた
街は綺麗なイルミネーションと
幸せそうな笑顔の恋人達で溢れていた
独りで歩く私はマフラーの下で溜め息と一緒に言葉をこぼした
「何がいけなかったんだろう?」
君を思うと涙が溢れる
「君と一緒にいたいんだ」
伝えられない言葉の代わりに涙がこぼれ落ちた
今更「if(もし)」なんて言葉が出てくる
そんな言葉をいくら言っても
遅いってことはわかってる
それでも言わずにはいられなかった
そんな時
涙で溢れる私を明るく照らした
大きな木を飾ったイルミネーション
灯の中に君の笑顔を見た
今でも頭に残る君との思い出
涙で滲む視界に映し出される
もしも一つだけ願いが叶うのなら、
君と出会ったあの時に戻りたい
暖かい光に包まれて
涙の私がそう祈った
「もう大丈夫。
一人で歩いて行けるよ」
そんな言葉を君に残して歩き出した
涙をこぼして呟いた
今君に伝えたい言葉
「I loved you」
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