「朝焼けが俺を守るから」

ここに君などなかった、
朝焼けが体を焼いていくから
寂しさに身を焦がしてしまった
灰になる君を見届けながら
朝日の前 君は横切った

ただ寂しさと日照りが
俺を包んで離さないから
まだそこに居るなんて
うわごとのように言ってられる

俺の目に映る君の目には
俺が映っていないから
最初から俺など見てないか
少し寂しい声をした
大丈夫だなんて独り言で
まだ自分を守っていた
淡い淡い言葉と光が、
俺を守るだけでいてさ

午前五時近くのほんの終末、
かげおくり、君が消えないな
少し伸ばした左手の先は、
朝冷えの君の影に触れただけ

ただそれだけでよかった、
朝焼けが街を飲み込んでくから
寂しさに身を焦がしてしまった

夢に出る君を思い出しながら
日常の雨が俺を呑みこんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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朝焼けが俺を守るから 歌詞テキスト

nc:https://www.nicovideo.jp/watch/sm41189896
ボカコレ秋2022 投稿作品。

閲覧数:71

投稿日:2022/10/07 20:04:03

文字数:350文字

カテゴリ:歌詞

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