映らなければ聞こえないし
呼ぶ声も何故か虚しくて
手癖に任せ策を打つ
諦められたらどんだけさ
楽になれるの わかってる
そしてまたカーテン越しに
射し込む色に見蕩れても
真っ暗な未来は変わらない ああ

浮かばなければ進まないし
応答も今は空回り
手にした糸も解(ほつ)れきる
諦められない君のため
何回、針が廻っても
素知らぬフリして信じてる
射し込む音に泣き縋り
期待して求め過ぎている

足りない何か、演じてる
もう一回さ遊ぼうよ
浮かない顔は誰のせい
愛想笑いと無いものを 強請(ねだ)って忘れてしまえ

逃げ出す不釣り合いな
僕の全てを認めて欲しいよ
きっとそんな単純な
思いで君に近づきたい


点滅再度勘違いを
歪んだ画面を今日も観て
隙をつかれて重なる罅(ひび)
選び抜いたその一色で
まだ僕は夢から抜けない
そしてまたカーテン越しに
差し迫る光に怯え
真っ暗な未来で朽ちていく

言葉は既に出尽くした
軽率な愛で考える
浮かない顔は君のせい
冗談にも外れる視線 貪欲な罰ゲーム

飛び出す不安定な
君の全てを許していたいよ
きっと君はどうせさ
思い付きで観せてはくれない

逃げ出す不釣り合いな
僕の全てを認めて欲しいよ
きっとそんな単純な
思いで君に近づきたい

茜に染まりだす
覚めないままで夢は続いて
きっとそんな単純な
思い込みで終わらせたいんだ