SUZUKA

きっと掬えるんだろう
希望 夢 僕が見ていた幻想
ふらふら まともに歩けもしない
僕が見ていた幻想
アラームをそっと綴じた今日が今日も来たぞ
目を瞑ったまま手探りで
言い訳を探してる
僕は何にも成れない
難に飲まれて
息をしてる できる？ そんな...

君が残した世界は
とても気持ち悪くて
存在する価値が
全部無駄になった
笑われようとする時間が
自分には出来なくて
「私、関係無いよ、放っといて！」
声にせずとも響く
あなたに愛されない時間などないんだ
私を好いて...

誘われ 夢に惑う
あなたの目 泳がせ
得体の知れない
このダンスホールに
選ばれたんだよ
何度 振り向かないままで
それも仕方ないなんて言って
でもね今教えてくれた
夢の中で今
さぁこの手を引いて 私だけを見て...

隠した言葉 誰よりも
赤く染まる 伝えないと
離した指は 戻らない
それでいい、と
「嘘吐き。」
醒めない夢 二人の目
そこで浮かぶ残像
絶妙な間 散らつく目は
今以上に呆れる
「私は 全てを知りたい」...

昨日ちょっと嫌なことがあった
口にするのも忌々しいぐらい
だからちょっとなんてもんじゃないな
気附いたら手首は血で滲んだ
深夜2時の外気は染みる
低下する脳が痛々しくなった
だからちょっと今日を綴じてみよう
日記なんて付けたことないのにな
夢を持ったって冷めるだけ。
始まりがあれば必ず終わって。...

深い深い呼吸で
午前二時に交わす夢
浅い浅い枕で
深い深い息を返す
誰も知らない 私の名前を
大好きな君に 伝えたいなあ
誰も知らない 私の呼吸を
大好きな君に 伝えたいなあ。
いずれ夜が明けて、
このふわふわの虚無も収まるなら、...

現実、惚(とぼ)けたあの娘(こ)。
いつもの下を向く目は
際どい世界を睨む
声までは出せない
現実逃避の私。
いつでも何かを笑い
希薄な世界の隅で
誰かと手を取り合った。
上手く歩けず
言い訳がいつも宙を舞って...

動かない時計と 見失う僕の、今
鏡が乱反射 涙を照らしてんだ。
いつだってさ 「それはない。」
グシャグシャにされた心
その両手で潰せちゃうな
優しく包むなんて
やめてよ いらない  何一つ正当に
できない できない 叫んだからといって
未来は 変わるの？ 僕の目じゃ映らない
いつかは いつかは  ...

映らなければ聞こえないし
呼ぶ声も何故か虚しくて
手癖に任せ策を打つ
諦められたらどんだけさ
楽になれるの わかってる
そしてまたカーテン越しに
射し込む色に見蕩れても
真っ暗な未来は変わらない ああ
浮かばなければ進まないし
応答も今は空回り...

これが最後 ふわり浮かぶ声が
君の後ろを 優しく包んだんだ
暖かい右手 大事な感触
吹き抜ける風に沿う 不思議な想い
何処かにいかなくちゃ。って
不意に襲われる
宛はないんだけど
まだまだ足りないから。君も。
触(ふ)れたい夏の空 何もかも輝く
暑さに揺れる二人 冷たい風を避(さ)け走った...

繰り返し 振り返る
余分な叱咤 丸めてる
繰り返し 溢れてく
さよなら。笑えるかな
鈍感な 無機質な
感じ悪いと丸められ
空虚すら 建前で
どうしているの
逃げ遅れるから 離さないでいてね
想像はいつも こうも僕を嫌って...

待っているよ引き続き
決定的な構想で
何度、針が過ぎても
待つことには慣れていて
目前に迫る君は
不思議の国のなんて
「…私だって待ってたんだよ」
鳴り止まないのには問題があるはず
猛暑だって超えちゃうから
その軽快な無邪気さ笑顔をさ...

空に上がった 赤と黄色の
照らす二人の手は、今だけなの。
色付(いろづ)いた音はキラキラして
止(や)まないでね、お願い。
揺らした袖、不発の模様
酔う  ほら、掻(か)き分けて
手首を掴んだんだ 「速すぎる」
ふらっとなっては  奇縁の魔法
off さあ、描(か)き上げて
展開した空想 気づいてい...

空の色 不思議と 私に入り込む
泣き腫らす 瞳に 虹彩と染み込む
反射光 不確か 灯らない右腕
間違った 間違い 待ち受けた絶望
瑠璃色の 涙で 落とし溶かしてさ
私など 跡形も無く溶かしきって
踏んづけた 愛・夢 輪っかにおまじない
間違いが 微睡む 待ったなしの情緒
正反対に 心臓へと
誰よりも...

見蕩れた彼女の背
赤色、空の中。
砂の足跡 私にできる
脳内再生。
見蕩れた彼女の背
灰色、染みる服。
濡れた足跡 無感動をさ
此処に置いていく。
表情崩さない 針の視線により 締め付けられる酷
。...

君だけの言葉が いつも
酷く耳に入る 総じて
騒ぎ立てたいとか 依然
そうじゃないとさ たまんない
君にだけの言葉 そっと
酷く吊るしていく そのまま
俯きの抵抗 依然
そんなもんじゃ もう一回
苛立ってさあ
殴り合うのも...