駅前の 公園のベンチ
並木道 夕暮れの匂い
遠くで聞こえる踏切も
あの頃のままだよ

帰り道 肩を寄せ合った
一緒に見た 映画の話
はしゃいだ二人 今はもう・・・
こんなに苦しいよ

 電話の声も
 贅沢は言わないよ
 叱ってくれる声でもいい
 もう一度聞きたいよ

  時間と言う遠い距離は
  星空よりも離れてる
  ぬくもりも感覚も
  とっておけないから

  叶わないと 思うほどに
  普通の事が 胸に痛いよ
  どうしてかな あの日から
  見上げた月がセピア色で滲む


空を見る 癖がついたのは
泣き虫な自分のせいね
強がる癖もあの日から
寂しさに勝てないよ

唇を指でそっとふさぐ
あなたのしぐさを真似してみる
指先風が撫でただけ
やっぱり切ないよ

 一人で歩く
 かじかむ手も一人きり
 白い息を 吹きかけては
 前を向くけれど・・・Umm

  時間と言う高い壁は
  星空よりも届かない
  優しさも愛情も
  とっておけないから

  もう一度と 願うほどに
  普通のしぐさに 胸が壊れそう
  どうしてなの あの日から
  見上げた月がセピア色で滲む

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

セピア色の月

何らかの理由で二度と会う事が出来なくなった二人。
二度と叶わないと思うほど、普通の思い出に胸が壊れそう。
優しさも愛情もとっておけないから・・・

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投稿日:2014/11/08 00:54:54

文字数:492文字

カテゴリ:歌詞

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