A
目が覚めたらさ
きっと君は僕はここにいなくて
素敵な人になってたら
今日も胡蝶を夢見た
みんな澄ました顔をして
焦りも迷いも諦めも
何にも見えない振りをして
B
「もし大きくなったら」
ごめんね 僕は行けないよ
肥えたモヤモヤだけが友達
ウラシマになったみたいだ
サビ
幸せになれないかも知れない
そこには何も無いかも知れない
だから 僕は 這っているんだ
腐ったミカン箱の中で
居場所なんて無くたって良い
どうせ人々一人っ子
見上げ続けた井戸は
枯れていちゃ届かない
A
気が付いたらさ
とっくに君も僕もここにいなくて
奇麗な灰になってたら
きっと全部がハッピーエンド
てんでバラバラなカオスで
祈りも怒りも戒めも
何の役にも立ちゃしなくて
B
もし大きくなったら
ごめんね 僕は言えないよ
こんなモヤモヤだらけじゃ難しい
ウラシマは放っておくれよ
サビ
幸せが見えないかも知れない
何物もなれないかも知れない
だから 僕は 這っているんだ
崩れたミカン箱の底で
居場所だとか何だって良い
どうせ元々独りんぼ
乱れうずねた影が
ほら口を開けてんだ
C
声が聞こえている
僕が発した声が
僕が殺した声が
塞いだ耳の内側から 叫んだ喉の裏側から
もっと大きな音で掻き消すの
この心臓引き千切る様に
サビ
幸せになれないかも知れない
そこには何も無いかも知れない
だから 僕は 這っているんだ
腐ったミカン箱の中で
居場所なんて無くたって良い
どうせ人々一人っ子
見上げ続けた井戸は
枯れていちゃ届かない
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