月の灯りに照らされて
今日も貴方は独りきり
月の紅さに晒されて
今日も貴方の待ち人は来ない

月の翳りに焦らされて
今日も貴方は眠れない
月の蒼さに抱かれて
今日も貴方の待ち人は来ない

貴方の為と言いながら
私はこの手を離した
貴方の為と知りながら
私は涙をこぼした

常闇の黄昏に
一度きり咲かせた華は
遠い年月を経て
今もまだ想いの在処 示す


貴方の為と言いながら
私はこの目を背けた
貴方の為は誰の為?
そんなのもう判っていた

偽りの真似事で
踏み越えた月夜の鎖
遠ざかる眼差しが
今もまだ私を縛る

常世の理から
外れたらもう戻れない
遥か年月の果て
一度きり咲かせた華のように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

赫朋从 -アカツキビト-

閲覧数:437

投稿日:2012/06/30 02:27:58

文字数:297文字

カテゴリ:歌詞

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