prologue

どうやら記憶というものに色褪せることは付き物で、それは私に対しても同等にあるものらしい。

大切な人がいた。喪いたくない人がいた。いとしい人がいた。それが全て同じ人に向けられた感情なのか、それとも違うのか、もう私には思い出せない。

私は誰なのか、ここは一体何処なのか。私は死んでいるのか、生きているのか。立っているのか、座っているのか、寝ているのか。歩いているのか、止まっているのか、走っているのか。息をしているのか、止めているのか。瞳は開いているのか、閉じているのか。

それすらわからない、この暗闇のような光の中。
何もかもが有耶無耶で、このまますべてが終わってしまいそうだ。

そうか、いや違うな。
最早すべて終わってしまっているのかもしれない。
解らないけれど。

――ようこそ、≪ELUKA≫!

――君、君。そこの君のことだよ……そう! 君だよ。

私に何か用かしら。
というか私は≪エルカ≫という名前なのかしら?

――まぁ、覚えていないのも仕方ないね。それはそうと≪Wellcome to Lost Maze≫!!

――君はこれからちょっとしたゲームをしてもらうよ。……うん、まあ、簡単だから、所謂人生ゲーム? だからさ。そう気張らないでさ。気軽に行こうよ。

――さぁ、ルールを説明するよ。

――君はこれから目にする者の中で、誰も愛してはいけないよ。それは色恋に限ったことじゃない。家族とか、友人とか、果ては物に対しても。これから見るものは何も愛してはいけない。……もしも愛してしまったら? さぁどうだろう? 君が途方もない苦悩と後悔をするだけかもね。まあ別に君が後悔しようと僕には関係ないし? 結局はすべて君で決まるんだからさ。

ちょっと、さっきから何を一人で喋ってるのよ。
私、全く分からないんだけど。

――おっと! もう直ぐ始まっちゃうよ! 急いでエルカ!

えっ……ちょっと待ってってば!
何が始まるの!?

――さぁはじめよう!! 最高の≪guest≫は用意した!! 最悪の≪game≫の―――






    「ハジマリだ。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

-Lost Maze-

さて、しるるさんを見習って、イズミ草の7作目始動です。
これからどうなるかわかりません。
全てはノリです。

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閲覧数:165

投稿日:2013/12/23 10:11:44

文字数:895文字

カテゴリ:小説

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  • しるる

    しるる

    ご意見・ご感想

    みなわれたぁww

    ターンドッグさんのいう、ルカさんの話
    私にも責任あるわけですが…私が意味もなく、ああしたと思っているのでしょう
    あれには続きがあって…
    ま、中断したので、なにもいえませんがw

    いいのよ?イズミさんの好きなようにして
    私も今回好きなように書くからw

    2013/12/28 14:08:38

    • イズミ草

      イズミ草

      私も結構意味なく殺してますよ(おい)
      特にノンブラッディではwww

      はい!!
      好きなように書きますwww
      初心忘れるべからずといいますからねww
      ノープラン精神は忘れてませんよーww

      2013/12/29 19:43:18

  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    そろそろルカさんが死なないか最悪囚人式じゃないよくあるHAPPYENDを迎えてほしいTurndogです←
    名無しくん、人は絶望した時君が許さないものを願うものなのだよ(騙るな

    カイアール……でしたっけ?
    なんというか道化師だなぁw
    道化師と言っても某マクドナルドではありませんよww

    2013/12/22 22:00:16

    • イズミ草

      イズミ草

      ……ご期待の添えられるように頑張ります……自信ないです!www
      まあその場の成り行きで……www

      2013/12/23 10:17:01

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